ＡＵＤ

オーストラリアが、世界的に鉱物資源が豊富な国であることから、ＡＵＤは資源国通貨といわれています。

資源国通貨であることから、ＡＵＤは、インフレや原油高に強く、商品市況に影響を受けやすいといわれています。

1966年まで、通貨単位に、ＧＢＰと同じポンド・シリング・ペンスを使うポンド制でしたが、十進法のドルの方が簡単なことから、1967年からドル制を採用しました。

ＡＵＤは、国外からの資金を流入させるために伝統的に金利水準を高めに設定しているため。先進国の通貨中でも高金利通貨となっています。

そのため、スワップポイントを狙った取引も多いといわれています。

また、同じオセアニアの通貨であるＮＺＤと連動性が高いともいわれています。

1988年、世界で初めて紙幣を、薄いプラスチックシート（ポリマー）に印刷されたポリマー製に変更し、現在はすべてがポリマー製になっています。