スイスフランショックとは、2015年1月15日、スイスフランの中央銀行であるスイス国立銀行(SNB)の政策変更によって引き起こされた、外国為替市場の世界的な大混乱のこと。たった20分で3000pips以上の値動きがあり、破産した個人投資家が多くでただけでなく破綻したFX会社もでるほどであった。
2011年、スイス国立銀行がEUR/CHFの下限として1ユーロ=1.20スイスフランに設定しました。
そこでスイス国立銀行は、EUR/CHFが1.20を割り込みそうになれば、ユーロ買いスイスフラン売りをしてスイスフランを押し上げる介入を繰り返し行ないました。
そのため、EUR/CHFが1ユーロ=1.20スイスフランを下回るとEUR/CHFに買いポジションでエントリーすることで、確実に利益を得ることができていました。