スプレッドとは,英語で「広がり」「幅」という意味がある。FXでは,単に「スプレッド」といえば, 買気配値と売気配値の価格差のことをいう。通貨間の金利差のことは「金利スプレッド」という。
例えば,FXの取引画面で「120.15-18」で表示されている場合は,買気配値が120円15銭,売気配値が120円18銭,スプレッドは3銭となる。
FXの取引画面では,買気配値はBid 、売気配値はAsk で表示されることが多い。
スプレッドは,FX会社によって異なり,また通貨によっても異なる。一般的に取引量の少ない通貨ほどスプレッドは広くなり,手数料も高くなる。また同じ通貨でも,政治や経済の情勢が大きく変化した場合に,スプレッドが大きく変動する可能性もあるため注意が必要。
FXを売買するには,スプレッドとは別にFX会社の取引手数料がかかる場合もある。